校長あいさつ
創立154年目となる時津小学校は、「たい」のあふれる学校を目指しています。「たい」とは、「〇〇したい!」の「たい」です。「たい」の付く言葉を使うとき、大人も子どももやる気いっぱいです。「たい」は、意欲。「たい」は、生きる原動力なのです。
しかし、意欲さえあればどんな未来でも生きていけるかというと、そうは思えません。6年後の2030年は、6年生の子どもが18歳。その頃は、想像もつかないほどの世の中になっていることでしょう。
でも、だからこそ、身に着けておくべき資質・能力があります。それを本校では、①「自己管理ができる力」、②「人と協力して物事に取り組む力」、③「新しいことを生み出す創造的な力」の3つだと考えました。
そこで、その3つの力を、校訓「強く 正しく 美しく」と組み合わせ、学校教育目標を次のように設定しました。
「正しく動き、美しくつながり、強く創り出す『未来を生き抜く力』を身に付けた児童を育成する。」
自分で自分を管理・コントロールし、主体的に学びに向かい努力する、自律性。
相手の立場や意見を理解し、自分の意見も分かりやすく伝えながら協調して取り組む、協働性。
好奇心や探究心を基に知識・技能を組み合わせ、粘り強い取組で生み出す、創造性。
そんな「未来を生き抜く力」を、学校、家庭、地域で一丸となって育ててまいります。
どうぞ、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
時津小学校 校長 森内 秀学