2023年6月の記事一覧

4年生 盛りだくさんの一週間

4年生 学年目標 「自分から」

 今週は久しぶりに全学年の児童が体育館に集まった、全校朝会に始まり、水泳学習の開始、クリーンパーク長与への社会科見学と、4年生にとって盛りだくさんの1週間となりました。

 全校朝会では、校長先生から「命」についてのお話がありました。猟師に捕まっているイノシシの親子の写真を提示しながら、「命は平等」と頭では分かっていながら、いつの間にか命に順番をつけていないか、自分の生活を振り返ってみようという話がありました。

 全校朝会後の授業は、4年生になって初めての水泳学習でした。わくわくしている気持ちを抑えきれない様子でしたが、先生の笛の合図をよく聞き、整列したりプールの中を歩いたりして活動に意欲的に取り組んでいました。顔をつけるのが苦手だと言っていた子たちも、友だちにコツを教えてもらいながら一生懸命顔をつけようとしたり、宝探しに夢中になったりしていました。子どもたちの自分から挑戦する姿はとても頼もしかったです。

  金曜日には社会科で学習している「ごみ」についてより学びを深めるため、クリーンパーク長与に見学に行きました。片道約1時間かけて歩いていきましたが、その疲れを感じさせないくらいのいきいきとした表情で見学していました。普段何気なく捨てているごみがどのように処理されているのか、ごみを減らすために自分たちには何ができるのか、これまでの学びを更に深める貴重な機会になりました。

 また、あらかじめ決めてはいませんでしたが、その場で「自分から」始めや終わりのあいさつをする子がいました。今回はそれぞれ一人ずつでしたが、多くの子が「言いたいです!」と言ってくれていました。

 1学期も残すところあと1ヶ月となりました。色々な活動を通して、「自分から」多くのことを吸収していってほしいなと思います。

5年生 〜6月の学びの様子を紹介します。〜

1 できた!学級の旗

  1組も2組も学級のチームワークを更に高めるために、みんなで学級の旗のデザインを考えました。まずは、デザ

  イン。みんなで考えたお気に入りのデザインに、グループで分担して色画用紙で貼り絵をしていきました。世界に

  一つしかない「自分たちの旗」みんな真剣です。   

パズルのように班で分担して

 

   5−1                        5−2

   でき上がりを確認。いいね!               自分たちで掲示したい!しっかり止めてね。

5−1旗

5−2旗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 総合的な学習の時間:長崎外国語大学の留学生との交流会の準備

  6月21日(水)に留学生のみなさん36名が来校する予定です。初めての体験に戸惑いながらもなんだか 

  楽しみになってきたところです。外国語を担当している木村先生やALTのジョバンニ先生がアドバイザーとし

  て準備に参加しています。そして当日は、ALTのスティーブン先生が通訳として参加します。

             写真は日本クイズやインタビューを考えているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                            

3 家庭科 調理実習「カラフル野菜サラダをつくろう」 

  みんな、だんだん上手になってきました。もう家でも茹で野菜は任せてね!

 今は、フェルトを使って「初めてのソーイング」に挑戦中です。

 

 

 

 

 

 

税金は、誰が、何のために納めるの? 〜第6学年 租税教室の様子〜

 今年もまた届きました。毎年5月になると届くその封筒。自動車税の納税通知書です。
「あー、またお金がなくなるな。」
 そう思ったのは私だけでしょうか?いえ、きっと、他にもいるはずです!
 そんな方は、私と同じように、6年生の子どもたちに諭されますよ。
「税金が無かったら、今の豊かな暮らしはできないのですよ。」と。
 
 租税教室の様子
 講師の先生を迎え、租税教室を行いました。たくさんのことを教えてもらいながら、子どもたちは社会科で学んだ知識をさらに広げ、理解を深めました。
 
「税金があることで、今の豊かなくらしがある。」
 もし、自動車税を払わなかったら、高い通行料を、道路を通る度に払うことになるでしょう。または、こんなに舗装された道路など夢のまた夢。税金がなかったら、荒れた道を、快適さも安全さもないまま走ることになるでしょう。
 他にも、税金があるからこそ可能になっている豊かさがたくさんあります。
 
「税金は、みんなのために、みんなから集めたお金。」
  税金を払うのはみんなです。みんなの生活のためのお金ですから、当然といえば当然なのかも知れません。しかし、子どもたちは、自分たちも税金を払っているということをあまり自覚していなかったようです。放課後にお菓子を買って楽しむその時にも、税金(消費税)を払っていることに改めて気付いていました。
 
「税金の集め方にはいろいろな方法があり、公平になるように考えられている。」
  割合で納める税金、一律に同じ額納める税金、所得に応じて納める税金など、いろいろな納め方が税金にはあります。それは、公平に税金を集めるために考えられた、みんなにとって優しい仕組みだと言えます。
 
「いろいろな税金がある。」
 意外と多い税金の種類。約50種類の税金があります。知らないうちに納めている税金もあるかも知れません。調べてみるとおもしろそうです。
 
「学校で学ぶために必要な費用は一人あたり年間100万円以上。」
 教科書は無償で配布されていますが、それはお金が掛かっていないということではありません。税金で買ってもらっているのです。
 学校に来て学ぶために月謝のように払うお金はありません。しかし、実際は、年間一人あたり100万円以上の税金をつかっています。
 
「学校に遅刻しないように来ること。先生の話をしっかり聞くこと。それが今、子どもたちができる『税金を大切にする姿』。」
 学校で学ぶ時間を一瞬も無駄にしないように過ごすこと。税金でお給料をもらっている先生たちが教えることを一つも聞き漏らさないようにすること。講師の先生が教えてくれた、今すぐに子どもたちにできる節税。学校で学ぶことにありがたさを見いだすことができた子どもたちは、これからさらに、真剣に学んでいくことでしょう。
 

一億円のレプリカ

 1億円のレプリカを持つ子どもたちの様子です。重さは10kgもあります。税金の重さを感じるひとつのきっかけとなりました。